公職選挙法等の一部を改正する法律の公布により、選挙権年齢が満18歳以上に引き下げられました。それに伴い本校でも今日の民主政治について生徒自ら考え公正に判断できるよう、良識ある公民として必要な能力と態度を養成する事を目的として、3年生(246名)を対象に地歴公民科による『模擬選挙』が行われました。今回は参議院選挙を想定し、地方選挙区と比例代表区の二つの選挙を体験しました。 当日の5時限目は『選挙制度に関する講話・立候補演説』。社会科の先生方が立候補するという形で行い、各先生方が個人と政党の公約を考え、公約をもとにして立会演説会を行いました。6時限目には伊勢市選挙管理委員会より本物の投票箱や記載台をお借りして『模擬投票体験』を行いました。その後、選挙を実施し開票後、結果を踏まえて授業で開票結果を発表するとともに、各候補者の内容の分析をし、生徒に返しました。 模擬選挙を終えて、生徒からは「選挙会場がリアルに表現されていたから臨場感があった。」「各候補者の公約をしっかり聞いて投票ができた。」「本当の選挙にも絶対参加したいと思った。」などの声が聞かれ、選挙への興味や関心を持つためのいい機会になったと実感しました。 |